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「客室清掃のバイトって、どんな服装で働くの?」「人間関係はやっぱり面倒…?」
50代から未経験で始めた私も、最初はそんな疑問や不安をたくさん抱えていました。
この記事では、客室清掃バイトの「よくある疑問10選《後編》」として、
実際の現場で感じた「服装・人間関係・続けやすさ」などについて、リアルな体験をもとにお答えします。
「やってみようかな」と思っている方が、少しでも不安を減らせるように──
現場で2年働いてきた50代の視点で、等身大の声をお届けします。
- 客室清掃の服装やインナー、あると便利な持ち物
- 現場の人間関係のリアルと、うまくやるコツ
- 続けている人・辞めた人の特徴と、長く続けるための考え方
客室清掃バイトのよくある疑問10選(後編)

Q6. 人間関係はギスギスしてる?
これはとても気になる方が多いと思います。
実際に働いてみた私の感想としては、「距離感しだいで、意外とラクにやれる」というのが正直なところです。
もちろん、現場によって多少の雰囲気の違いはありますが、私が経験したホテルでは——
- 挨拶をしておけば基本的に干渉されない
- 女性が多い職場ではグループもあるが、深入りしなければOK
- 男性同士は、あっさりした関係が多い
…といった印象でした。
人間関係でつらくなる方の多くは、「合わない人と無理に仲良くしよう」としてしまう傾向があります。
でも、客室清掃は一人で黙々と作業する時間が多いので、適度な距離感を保つことでストレスはかなり減らせます。
私も最初は気を遣いましたが、「感じの良い挨拶」「悪口に乗らない」「深入りしない」
この3つを意識するだけで、2年間大きなトラブルもなく続けられました。
人とベッタリした関係を求められないのが、むしろこの仕事の良さだと思います。
Q7. 服装や持ち物に決まりはある?
客室清掃バイトでは、制服が支給されることがほとんどです。
私が働いているホテルでも、指定の作業着(ポロシャツ・パンツなど)が用意されており、出勤時に着替えるスタイルでした。
ただし、靴やインナー、タオルなどは自前になるケースが多いため、自分で用意する必要があります。
私が実際に働いてみて「これはあってよかった」と思えたアイテムは以下の通りです:
- 滑りにくいスニーカー(疲れにくく、安全面でも◎)
- 速乾タイプのインナー(夏場の汗対策に必須)
- タオルやハンカチ(汗拭き&手を拭く用)
- ハンドクリーム(冬場は手荒れ対策に)
ホテルによっては「白い靴」「ロゴなしの無地インナー」など細かい指定がある場合もありますが、基本は動きやすさ・清潔感があればOKです。
未経験で始める方も、最初に確認しておけば問題ありません。
自分なりに「快適に働ける服装・持ち物」をそろえておくと、清掃作業がグッとラクになりますよ。
Q8. 時給が安いって本当?割に合う?
結論から言うと、「高時給ではないけれど、人によっては割に合う」のが客室清掃の特徴です。
私が働いている現場では、時給1,000円〜1,100円台が多く、都市部でもこの水準は大きく変わりません。
では実際に働いてみてどう感じたかというと──
- 一人で黙々と作業できるとき
→人とあまり関わらずに済むので気がラク。精神的に快適。 - 短時間でそこそこの収入になるとき
→4〜5時間でも、日給4,000円〜5,000円が見込める。 - 体を動かして健康維持になると実感したとき
→お金以上に「動くことで生活リズムが整う」実感あり。
- 忙しい日に部屋数が多すぎるとき
→1人で8部屋以上など、ペースが合わず疲労感だけが残る日。 - 頑張っても時給は変わらないとき
→ヘルプしても感謝だけ。昇給はあっても微々たるもの。 - 真夏や冬場の過酷な環境
→たまにある空調が効かない部屋の清掃は、正直つらい。
つまり、「仕事内容や環境と、自分の目的がマッチしているか」が重要です。
お金だけで見ると他の仕事に魅力を感じるかもしれませんが、「気楽さ」や「生活とのバランス」を求める人には割に合うと感じられる仕事でもあります。
Q9. 失敗したら怒られる?チェックって厳しい?
客室清掃では、「完璧にできて当たり前」と思われている面があり、ミスに対しては厳しめの対応がある現場もあります。
とはいえ、いきなり怒鳴られたり、責められたりすることはほとんどありません。
実際に私が体験したミスや、周囲の失敗例ではこんなケースがありました。
- ゴミの取り残し(ベッド下やデスク裏など)
- タオルや備品の入れ忘れ
- 髪の毛の拭き残し
- 拭きムラや、水滴の残りなど小さな見落とし
✔実際にミスしたときの対応は?
私が初期の頃にタオルを1枚入れ忘れたときは、
「次から気をつけてね」と言われて終了。怒られるというよりは、軽く注意される程度でした。
ただし、現場によってはチェックがかなり厳しいところもあるので要注意です。
チェッカー(リーダーや責任者)の方針や性格にもよるため、
- 厳しめで細かくチェックされる現場(チェックが命という考え方)
- わりとゆるめで「自分で見直してね」というスタイルの現場
など、職場の雰囲気には大きな差があります。
✔失敗を恐れすぎなくて大丈夫
最初は誰でもミスをしますし、清掃の流れや注意点は少しずつ身につくものです。
大事なのは、同じミスを繰り返さないこと。そして、自分でも確認するクセをつけること。
不安な方は、最初のうちは「チェックが厳しめの現場」の方が丁寧に教えてもらえることも多いので、逆に安心できるかもしれません。
Q10. 向いてる人・向いてない人ってどんな人?
客室清掃の仕事は、誰でもできるように見えて、意外と向き不向きが出やすい仕事です。
実際に現場でいろいろな人と一緒に働いてきた中で、「この人は続きそう」「ちょっと厳しそうだな…」と感じた共通点がありました。
- コツコツ作業が苦にならない人
→ 黙々と動くのが好き、同じ作業でも工夫して楽しめるタイプ。 - 自分のペースを保てる人
→ 周囲に振り回されず、自分なりのリズムで淡々とこなせる。 - 割り切って考えられる人
→ 時給が安くても「短時間だからいいか」と思える、完璧を求めすぎない。 - 細かいところに気がつく人
→ ゴミの落ちてる場所、髪の毛、指紋などに自然と気がつける。
- 人の目が気になる・評価を気にしすぎる人
→ 1人作業が多いため、あまり褒められることもなく、孤独を感じやすい。 - 要領が悪く、焦りやすい人
→ 時間との勝負になる場面もあり、「間に合わない…」とプレッシャーになる。 - 完璧主義で疲れてしまう人
→ すべてを完璧にやろうとすると、体力もメンタルも消耗しがち。 - 清掃という仕事に抵抗がある人
→ 汚れや臭いに敏感な人には、最初のハードルが高く感じられる。
✔私自身はどうだったか
私自身、最初は「自分に向いているのか分からない」と不安でした。
ですが、無理せず・人と比べず・自分のペースでやることで、なんとか2年続けることができています。
向き不向きはやってみないと分からない部分もありますが、「気楽にやろう」「深く考えすぎない」という姿勢が、意外と大事だと感じました。
まとめ|客室清掃バイトは「自分に合うかどうか」が大切

客室清掃のバイトには、きつい面や不安な点もありますが、実際に働いてみて初めて分かることも多くあります。
- 人間関係は「深入りしない距離感」がラク
- 制服や持ち物は、現場によってルールが違う
- 時給が安くても、自分にとって「割に合うか」は人それぞれ
- 失敗は誰でもする。大切なのはその後の対応
- 向いているかどうかは、やってみてから気づくこともある
50代の私でも、自分のペースで無理せず働くことで2年以上続けられています。
この後編が、「やってみようかな」と思っている方のヒントになれば嬉しいです。