提案しても全然通らない…
クラウドワークスでWebライターを始めた当初、10件以上応募しても、まったく採用されませんでした。
「やっぱり50代の未経験なんて、通用しないのか…」
「こんなに頑張ってもダメなら、もう続ける意味ないのかも」
そんなふうに、自信を失いかけた時期もありました。
でも、あるときふと気づいたんです。
「もしかして、自分の提案文やプロフィール、ちょっとズレてる…?」
そこから少しずつ見直しを始めたところ、不思議と通るように!
この記事では、50代初心者の私が実際にやった“小さな見直し”と、採用率が上がった提案文の工夫を紹介します。
さらに、参考になった書籍もあわせてご紹介しますので、「なかなか採用されない…」と悩んでいる方はぜひ読んでみてください!
よくある失敗パターンと見直しのヒント

なかなか採用されなかった頃の私は、とにかく「たくさん応募すればどれか通るだろう」と考えていました。
でも、今思えば完全に自己満足の提案をしていたな…と反省しています。
ここでは、私自身がやってしまっていた“失敗パターン”と、そこから学んだ見直しポイントをご紹介します。
テンプレ提案文ばかり使っていた
「使い回せるように」と決めていた提案文は、いかにも“誰にでも送れる内容”。
相手の募集内容に触れていないし、自分の何がマッチするかも書いていない。
──そんな提案、もし自分が依頼者だったら採用したいと思いますか?
今なら「そりゃ通らないよな…」と納得できます。
自己PRが漠然としていた
「真面目に取り組みます」「納期は必ず守ります」──
もちろん大事なことだけど、正直それだけでは印象に残りません。
「じゃあ他の人と何が違うの?」と問われたとき、答えられる“自分だけの強み”が必要だったんです。
自分の経験を入れていなかった
提案文には、「自分に書けそうな理由」が伝わるエピソードがあると強いです。
たとえば私は「銀行勤務経験があるので、金融ジャンルに強みがあります」と書くようにしたら、通過率が上がりました。
「自分には特別な経歴がない」と思っても、日々の仕事や過去の経験の中に、必ず活かせるポイントがあります。
👉50代初心者Webライターへのおすすめ書籍
📘『書く仕事がしたい』佐藤友美 著
「文章って、テクニックより“どう向き合うか”が大事なんだ」
そんなことに気づかせてくれた一冊です。
50代からライターを始めた私にとって、この本は「書くことって楽しい」と思い出させてくれました。
改善策①:プロフィールをしっかり整えた

提案文ばかりに意識がいっていた頃、私は**「プロフィールなんて見てないだろう」**と思い込んでいました。
でも、ある日クライアントさんからもらったメッセージにハッとさせられたんです。
「プロフィールを読んで、誠実そうだと感じたので採用しました」
──えっ、読まれてたんだ…。
それからは、プロフィールもしっかり“もう一つの提案文”だと思って整えるようにしました。
実績が少なくても“信頼感”は出せる
たとえば実績欄には、「タスク案件30件以上/承認率100%」と具体的な数字を入れるようにしました。
これだけでも「コツコツやってきた人なんだな」という印象になります。
また、「清掃バイトと副業を両立しています」と書いたら、意外と反応がよかったんです。
「本業と両立している中で応募してくれたことに誠実さを感じました」
そんなコメントをもらったときは、本当に嬉しかったですね。
自己紹介文も、“読み手目線”に変えた
最初は「○○大学卒/○○銀行に17年勤務」など、自分の履歴を羅列しているだけでした。
でも今は、
- 「読者に寄り添う文章を心がけています」
- 「金融・生活ジャンルが得意です」
- 「初心者でもわかりやすい記事づくりがモットーです」
といった、**クライアントにとっての“ベネフィット”**を意識して書いています。
プロフィールは一度しっかり作れば、ずっと“営業マン”として働いてくれる存在。
案件に応募するたび、少しずつでもブラッシュアップするのがオススメです。
改善策②:提案文を“自分の言葉”で書くようにした

提案文って、毎回ゼロから考えるのって結構しんどいんですよね。
最初の頃はテンプレを少し変えて送るだけで「まあいいか」と思ってました。
でも──それだと全然通らない。
そこで始めたのが、**「ChatGPTでたたき台を作って、自分の言葉で仕上げる」**という方法です。
ChatGPTに“下書き”をお願いする
たとえば、こう相談します。
「クラウドワークスのライティング案件に応募する提案文のたたき台を作ってください。50代初心者で、清掃バイトと副業を両立している設定で」
すると、シンプルで的確な構成を出してくれるんです。
それを土台にして、自分のエピソードや実体験を加えるようにしています。
「下手でもいいから、自分の言葉で書く」
私は文章が得意ではないです。
でも、「それでも熱意は伝えたい」と思って書くようになりました。
たとえばこんな感じです。
「清掃バイトをしながら副業を始めて1ヶ月になります。まだ実績は少ないですが、コツコツ続けるのが得意です」
決してうまい文章ではないけど、今の自分に正直な言葉で書いたら、不思議と反応が変わってきたんです。
提案文は、“技術”よりも“気持ち”。
今の自分をどう表現するか、正直さがいちばん伝わると感じています。
改善策③:ジャンルを絞ったら反応が変わった

実績が少ないときって、「とにかくたくさん応募しなきゃ!」と焦って、いろんなジャンルに手を出しがちですよね。
実際、私も最初はジャンルを問わず応募していました。美容、恋愛、転職、なんでも。
でも、どれも通らない…。
金融・生活ジャンルで通るように!
あるとき、「自分の過去の経験が活かせるジャンルに絞ってみよう」と思い直しました。
そこで選んだのが「金融」と「生活系」。
なぜなら、銀行員として20年近く働いていた経験があるからです。
家計や貯金、節約、老後資金など、語れるネタが思った以上にあることに気づきました。
この方向にシフトした途端、提案が通る確率がグンとアップしたんです。
経験こそ、50代の“最強の武器”
ジャンルを絞ったことで、プロフィールや提案文の説得力も高まりました。
「銀行勤務の経験を活かし、50代の生活や資産管理に役立つ記事をお届けできます」
この一文を加えるだけで、クライアントの反応が明らかに違ったんです。
👉50代初心者Webライターへのおすすめ書籍
『100倍売れる文章が書ける!Webライティングのすべてがわかる本』
著:KYOKO|2023年1月刊行
読者の心を動かす“仕掛け”がギュッと詰まった1冊。
クラウドワークスの提案文や記事を書くときに、「どう伝えたら読んでもらえるか?」が自然と身につきました。
文章で収益を上げたい50代初心者ライターにこそ、おすすめです!
まとめ:50代だから通らない? それは違った

クラウドワークスに登録して間もない頃、
「年齢がネックなんじゃないか?」と、何度も思いました。
でも今なら、はっきり言えます。
通らなかったのは、“年齢”じゃなく“見せ方”の問題だった。
テンプレートのような提案文、漠然とした自己PR、強みの活かし方を知らなかった自分。
それを少しずつ変えていったことで、ようやく案件が取れるようになりました。
経験に、自信を持っていい
清掃バイトとの両立や、銀行勤務の経験。
それは「自分には武器がない」と思っていた頃の私には、ただの“過去”でした。
でも、それこそが今の自分を支える**“強み”だった**んです。
あきらめなければ、必ず届く
もし今、10件応募しても通らなくて落ち込んでいる人がいたら、こう伝えたい。
「大丈夫。少しずつでいいから、自分のやり方を見直してみてください」
「50代からでも、本当にちゃんと届きます」
私も、まだまだ通過率は高くないし、試行錯誤の毎日です。
でも、通るたびに「自分でもやれるんだ」って思える。
このブログを通して、同じように悩む誰かの背中を、少しでも押せたら嬉しいです。