客室清掃のベッドメイクのコツ|早く・きれいに仕上げるための実践法と練習方法

客室清掃

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客室清掃の仕事で最も難しいとされるのが「ベッドメイク」です。


ホテルの部屋に入ったとき、最初に目に飛び込んでくるのはベッド。


清潔感のある美しい仕上がりかどうかで、その部屋全体の印象が決まります。


だからこそ、ベッドメイクは客室清掃の“顔”とも言える作業です。


しかし、未経験で客室清掃を始めた人の多くが最初にぶつかる壁でもあります。


「早くできない」「シワだらけになる」「三角折りが決まらない」「ピローの形が整わない」…。


私自身、50代で未経験から始めた当初は、シングルベッド1台を整えるのに10分以上かかっていました。


仕上げた後にシーツの汚れに気づき、全部やり直したこともあります。


それでも数をこなし、先輩に教わり、YouTubeを見ながら練習を重ねるうちに、今ではシングルなら3〜5分、キングサイズでも5分程度で仕上げられるようになりました。


この記事では、そんな私の体験をもとに、「ベッドメイクを早く・きれいに仕上げるためのコツ」を徹底的に解説します。


未経験でも安心して取り組めるよう、失敗談や練習方法まで詳しく紹介しますので、これから客室清掃を始めたい方の参考になれば嬉しいです。


この記事を読めばわかること
  • ベッドメイクの基本手順と流れ
  • ベッドメイクを早く仕上げるための具体的なコツ
  • きれいに見える仕上げのポイント
  • 初心者がつまずきやすい失敗と解決法
  • 上達するための練習方法と参考リソース
  • ベッドメイクができるようになることで得られるメリット






ベッドメイクの基本手順

ホテルの部屋

客室清掃のベッドメイクは、一見すると「布団を整えるだけ」の単純作業に見えるかもしれません。


ですが、実際には細かい手順があり、ホテルによって仕上げの基準も違います。


基本的な流れを理解しておくことが上達の第一歩です。


YouTubeで勉強するのもおすすめです!

使用済みリネンを外す

まずは前の宿泊者が使用したシーツやデュベカバー、ピローカバーを剥がします。


このとき、髪の毛やゴミがマットレスに残らないよう注意が必要です。

マットレスにシーツを敷く

シーツを広げてマットレスにかけ、余分な部分を三角折りで固定します。


この「三角折り」が初心者にとって最初の難関。


角度や折り込みの深さが甘いとすぐに崩れてしまい、やり直しになることも多いです。

デュベ(掛け布団)をカバーに入れる

デュベをカバーに入れる作業は、特に体力を使います。


角を合わせてから均等に広げることが重要で、偏りがあると盛り上がって見え、仕上がりが一気に雑に見えてしまいます。

ピロー(枕)を整えてカバーをかける

ピローは、ベッド全体の印象を左右する大事なパーツです。


私は最初に枕をしっかり潰して空気を含ませ、反動でふんわり膨らませています。


こうすると形が整いやすく、見栄えも良くなります。


さらにピローカバーの角をしっかり合わせることで、ホテルらしいきちんとした印象に仕上がります。

全体をチェック

最後に、シーツやデュベにシワや汚れがないかを確認します。


ここで見落とすと、後からやり直す羽目になることもあります。


私も、ベッドを完璧に仕上げた後で汚れに気づき、シーツもデュベもすべてやり直しになったことが度々あります。


時間のロスになるので、この「最終チェック」がとても大切です。





ベッドメイクの基本を丁寧に説明!
大変参考になる動画です。

ゆにすまちゃんねる🌝UNIVERSAL SMILE CH.



早く仕上げるためのコツ

ベッドメイクの難しさの一つは「スピード」と「仕上がり」を両立しなければならないことです。


ホテルの現場では、シングルベッドを1台10分かけて仕上げていたら間に合いません。


効率的に、かつきれいに仕上げるためのコツを紹介します。

数をこなして体で覚える

最初は時間がかかって当然です。


私自身も、最初の頃はシングル1台に10分以上、キングサイズでは15分近くかかっていました。


しかし、数をこなしていくうちに体が自然に動くようになり、スピードは一気に上がります。


今ではシングルで3〜5分、キングでも5分程度で仕上げられるようになりました。

動線を短くする

意外と見落とされがちなのが「無駄な動き


部屋の中で右へ左へ歩き回っていると、その分だけ時間がかかります。


私が意識しているのは「片側を終わらせてからもう片側へ移る」ということ。


マットレスの片面を整えてから反対側に回ると、行ったり来たりの無駄が減り、自然とスピードが上がります。

デュベは角をきちんと合わせる

デュベをカバーに入れるとき、最初に角を合わせておくと後の調整が格段に楽になります。


慣れないうちは偏ってしまい、結局やり直しになることも多いですが、「最初の位置合わせ」を徹底することで作業全体が早くなります。

大きいサイズは無理にスピードを求めない

キングサイズ以上は、どうしても時間がかかります。


シングルなら3分でできても、キングは5分前後が普通です。


重要なのは「無理に急がず、手順を正しく守る」こと。


焦って仕上げると、見た目が雑になり、やり直しで結局時間を浪費してしまいます。








きれいに仕上げるためのコツ

ベッドメイクはスピードも大事ですが、それ以上に「きれいさ」が求められます。


お客様が部屋に入った瞬間に「わぁ、きれい!」と思ってもらえるようにするためのコツを紹介します。

シーツはシワを残さない

シーツはとにかくシワをなくすこと。


引っ張る方向を意識して張り、最後に手のひらで全体をなでると、仕上がりが一気に美しくなります。

三角折りは角度を一定に

三角折りがきれいに決まると、プロの仕上がりに見えます。


最初は角度が定まらずに崩れてしまいますが、同じ位置で折るように練習を重ねると、自然に手が動くようになります。


私はYouTubeで何度も見て、自宅でも練習して感覚をつかみました。

デュベは均等に広げる

布団が片側に寄って盛り上がると、一気に見栄えが悪くなります。


四隅を合わせてから全体を均等に広げることを意識すると、スッキリとした仕上がりになります。

ピローはふんわり整える

ピローは枕全体を一度しっかり潰し、空気を含ませることで反動でふんわり膨らみます。


さらにピローカバーの角をしっかり合わせることで、ホテルらしい端正な形になります。


これは小さなことですが、部屋全体の印象を大きく左右する大事なポイントです。



練習方法と上達の近道

「ベッドメイクが苦手…」という人も安心してください。


正直なところ、私も最初は全然できませんでした。


ですが、次の方法で確実に上達しました。


  • 職場の先輩に素直に教わる:現場ごとに仕上げ方の基準があるため、まずは先輩のやり方を真似ることが大事。
  • YouTubeを活用する:私もYouTube「ゆにすまちゃんねる」を繰り返し視聴して練習しました。動画は手順を何度も確認できるので便利です。
  • 自宅でも練習する:実際に自分の布団を使って三角折りやデュベの入れ方を練習できます。私は家で練習して感覚を身につけました。
  • 失敗を恐れず繰り返す:一度で完璧にできる人はいません。数をこなすことで必ずできるようになります。




何度もみて勉強させていただきました!

ゆにすまちゃんねる🌝UNIVERSAL SMILE CH.



よくある失敗と改善法(私の体験談)

ベッドメイクで失敗しない人はいません。


私が経験した失敗と、その改善方法を紹介します。

シーツやデュベの汚れに気づかずやり直し

一番ショックだったのは、完璧に仕上げたと思ったベッドに汚れが残っていたことです。


クリーニング済みのリネンでも落ちていない汚れがあることは珍しくありません。


その場合、全部やり直しです。


仕上げ前に必ず汚れチェックをする習慣 が解決策です。

三角折りが崩れる

練習不足で角度が甘く、すぐに崩れてしまいました。


折る位置を毎回同じにする意識を持つと安定してきます。

ピローの形が整わない

空気を含ませずにカバーをかけると、しぼんだようになってしまいました。


最初に潰して空気を含ませ、カバーの角を合わせることで解決しました。


ベッドメイクができるようになると…

ベッドメイクができるようになると、仕事全体の効率が飛躍的に上がります。


1台に10分かかっていた頃は、1日のノルマをこなすのが苦痛でした。


しかし今では短時間で仕上げられるため、余裕を持って作業でき、体力的にも精神的にも楽になりました。


また「きれいに仕上げられる」という自信は、仕事のモチベーションにつながります。


客室清掃は単調な作業に見えますが、ベッドメイクが上達すると「もっときれいに」「もっと早く」と前向きに取り組めるようになり、仕事自体が楽しくなります。


まとめ

ホテルの客室

ベッドメイクは客室清掃の中でも最も重要な作業であり、最初の大きな壁です。


しかし、数をこなして練習を重ねれば、必ず早く・きれいに仕上げられるようになります。

  • 最初は時間がかかって当たり前
  • 体で覚えるまで繰り返すことが大切
  • 見える部分を丁寧に仕上げることで全体の印象が決まる
  • 失敗も経験の一部。やり直しから学ぶことで確実に上達する



50代未経験の私でも、今では自信を持ってベッドメイクをこなせるようになりました。


だからこそ、「自分にできるかな」と不安に思っている方も、安心して挑戦してほしいと思います。


客室清掃の仕事は、努力がそのまま形になって返ってくるやりがいのある仕事です。


あなたも、ぜひベッドメイクの技術を身につけて、自信を持って働いてみませんか?



客室清掃の仕事は未経験でもチャレンジできます。


大切なのは「自分に合った職場を選ぶこと」。


求人サイトを活用すれば、「未経験歓迎」の案件や「男性スタッフ活躍中」といった条件からも探せます。


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