「ホテル清掃でやってよかった工夫・習慣10選|50代の私が実践するラクな働き方」

清掃グッズ 50代の清掃バイト体験談

「ホテル清掃のバイト、けっこう体力使うな…」
「慣れてきたけど、なんか疲れやすい気がする」

そんなふうに感じている50代の方へ。
清掃バイト歴2年超の私が、**“実際にラクになった工夫・習慣”**をまとめました。

特別な道具やスキルが必要なわけではありません。
ほんのちょっとの手順の見直し、メンタルの持ち方、体のケアを意識するだけで、
仕事の負担はグッと軽くなります。

この記事では、私が毎日実践している「続けるための工夫」を紹介しますので、
清掃バイトを始めたばかりの方や、最近ちょっと疲れてきたという方は
ぜひ参考にしてみてくださいね!

✅この記事でわかること
  • ホテル清掃バイトをラクにするためのちょっとした工夫
  • 50代でも無理なく続けるための習慣・考え方
  • 現場でストレスをためずに働くためのメンタル対策



🔗関連記事



作業前の「段取りメモ」で頭の中を整理

ホテルの客室

ホテル清掃バイトでは、朝礼後すぐに作業が始まることがほとんど。
だからこそ、出勤直後の「頭の整理」がとても重要です。

私が実践しているのは、その日の部屋割りや注意点をメモに書き出すこと

たとえば──

  • チェックインの早い部屋番号を並べておく
  • ステイ清掃の部屋に印をつける
  • タイムリミットのある部屋に☆マークをつけておく

こうすることで、作業中に「次どこだっけ?」と迷うことが減り、
頭の中で流れをシミュレーションしやすくなります。

結果的に、作業の抜け漏れが減り、ミス防止にもつながるので、
「段取りメモ」はちょっとした時短&安心アイテムなんです。

スマホのメモアプリでもOKですが(スマホ持ち込み不可のホテルもあるかも・・)、私は小さいメモ帳+ボールペン派
制服のポケットにサッと入れて、すぐ見返せるのが地味に便利です。


「歩数を減らす」ことを常に意識

清掃バイトは、1日中とにかく歩き回る仕事です。
でも、だからこそ**「どれだけ歩かずに済むか」**を意識するだけで、
作業の負担がグッと軽くなります。

私が意識しているのは、一度で複数の作業を済ませること
たとえば──

  • 部屋に入るときに、タオル・アメニティ・シーツなどをすべて持ち込む
  • ごみを回収するついでに、部屋の電気稼働(ポット・ドライヤーなど)も一緒に済ませる
  • 戻るついでに次の部屋の状況を確認しておく など

こうした**“ちょっとした工夫”の積み重ね**が、
無駄な移動を減らし、体力温存&作業スピードアップに直結します。

「部屋の中での動き」もポイント。

**自分なりの“動線ルール”**を決めておくと、無駄な往復がぐっと減ります。

特に50代以降は、無理せず効率的に体力を使うことが長く働くカギ。
「歩数を減らす意識」は、見た目以上に効果アリですよ!


エアコンや窓は最初にON

清掃に入るとき、**私はまず最初に「空気の入れ替え」**を意識します。
具体的には、部屋に入ったらすぐに

  • エアコンの電源を入れる(夏場は冷房、冬場は送風や暖房)
  • 換気できる窓があれば開ける
    という2つをやるのが習慣です。

この理由はシンプルで、
**「室内を快適にして作業効率を上げるため」**です。

特に夏場は、部屋の中が蒸し暑く、空気もこもりがち。
そのまま作業を始めると、すぐに汗だく&体力消耗してしまいます。
また、前の宿泊客のにおい(タバコ・香水・汗・食べ物など)が残っていることもあり、
空気を入れ替えるだけでかなり快適さが違ってきます

地味なことですが、こういった**「環境づくり」**の一手間が
清掃バイトを少しでもラクに、そして気持ちよく続けるコツになるんです。

服装とインナーにこだわる

清掃の仕事を「ラクにこなす」ために意外と重要なのが、服装とインナー選びです。

私は50代になってから特に、

  • 汗対策
  • 動きやすさ
  • 腰への負担軽減


    を意識するようになりました。

たとえば、夏場に欠かせないのがユニクロの「エアリズム」
吸汗速乾でとにかく快適。汗でべたつかないので、作業に集中できます。

また、腰痛対策のサポートベルトも大きな助けになっています。
中腰での作業が多い清掃バイトでは、腰を守る装備が体力温存に直結するんです。

最初は「そこまで必要かな?」と思っていたのですが、
実際に使ってみると疲労感が全然違うのを実感しました。

▼ 服装・グッズ選びに関して詳しくはこちらの記事でまとめています👇
👉 ホテル清掃バイトの服装とおすすめグッズ|50代が実際に使って快適だったアイテムまとめ



ペース配分は「前半ゆるく・後半ギアアップ」

清掃バイトは5〜6時間、ほぼ動きっぱなし
そのため、1日の体力配分をどうするかがかなり重要です。

私は最初のころ、
「よし、やるぞ!」と気合いを入れて序盤から全力で飛ばすことが多かったのですが、
結果、後半バテてペースダウン…疲労もミスも増えるという悪循環に。

そこで意識し始めたのが、
**「前半はゆるめにスタート→後半にかけてギアを上げていく」**という配分です。

たとえば、最初の1〜2部屋は確認を丁寧にしながら体を慣らし、
流れを掴んできたら自然とスピードアップしていく、というイメージ。

このやり方にしてからは、
・全体的に安定したスピードで動ける
・疲労のピークが遅くなり、最後まで集中力が保てる
ようになりました。

**「清掃はマラソンと同じ」**と思って、無理のないペースで取り組むのがおすすめです。


他人と張り合わない・競争しない

清掃バイトでは、作業スピードが早い人=優秀と思われがちですが、
その価値観に引っ張られすぎると、メンタルが削られてしまいます。

私も最初の頃は、
「隣の人はもう3部屋終わってるのに、自分はまだ1部屋目…」
「遅いって思われてるかも…」と、
勝手にプレッシャーを感じてしまい、空回りして疲弊していました。

でも、清掃はただ早ければいい仕事ではありません。
丁寧さや仕上がり、衛生面のチェックなど、総合力が問われる仕事です。

それに、スピードは続けるうちに自然と上がっていくもの
だからこそ私は、「マイペースを守る」ことを何より大事にしています。

  • 焦らず、着実に
  • 自分の流れを崩さない
  • 周りと比べない

この3つを意識するだけで、心がかなりラクになります。

競争しない=負けではなく、自分を守る選択。
50代から長く続けていくには、これはとても重要な心構えです。



失敗しても引きずらない・次で取り返す

清掃の現場では、どんなベテランでも小さな失敗はあります。
ゴミを捨て忘れた、リネンの置き方を間違えた、備品の補充を忘れた──
そんな“うっかりミス”は、誰にでも起こりうるものです。

でも大切なのは、失敗を引きずらないこと。

私自身、最初の頃はひとつのミスに落ち込み、
その後の作業も焦ってミスが連発…という悪循環に陥ることがありました。

そこで意識しているのが、
**「完璧を目指さず、次で取り返す」**というマインドです。

  • ひとつミスしても、次の部屋で丁寧にやればいい
  • 反省は大事。でも自己否定は不要
  • 「失敗=改善ポイントが見つかった」と考える

こう捉えるようにしてから、気持ちの切り替えがうまくなりました。清掃は毎日同じ作業の繰り返しだからこそ、
**“メンタルのリセット習慣”**を持つことが、長く続けるカギになります。


帰宅後に「今日はここが良かった」と自分を褒める

清掃バイトを終えて帰宅したあと、
「ふぅ…今日も疲れた」だけで1日を終えていませんか?

私はある時から、
「今日はここが良かったな」と小さな達成ポイントを毎日ひとつ思い出して、自分を褒めるようにしています。

たとえば──

  • 時間内にすべての部屋を終えられた
  • 細かいところまで丁寧に仕上げられた
  • 忙しくても笑顔を忘れずに対応できた
  • いつもより少し早く終わらせられた など…

なぜ自分を褒めるの?

  • 「今日も頑張ったな」と思えると、気持ちが前向きになる
  • 翌日の出勤がちょっとラクになる
  • 誰も気づかなくても、“自分で認める”ことが心の支えになる

50代になっても仕事を続けていくには、
**「自分で自分を励ます力」**が大きな味方になります。

小さなご褒美感覚で、自分を褒めて終わる1日。
それが、また翌日のやる気につながっていくんです。


まとめ|工夫ひとつで“続けやすさ”が変わる

ホテル清掃バイトは、派手さはないけれど、
コツコツ積み重ねる地道な仕事です。

その分、「しんどいな…」と感じる場面も出てきますが、
ちょっとした工夫や習慣ひとつで、働きやすさは驚くほど変わります。


  • 作業をシミュレーションしてから取りかかる
  • 他人と比べすぎず、自分のペースを守る
  • 清掃後に「今日もよく頑張った」と振り返る


こんな小さな積み重ねが、
**「ムリなく続けられる働き方」**につながるんです。

特に50代以降は、「体力」や「心の疲れ」とも上手に付き合っていくことが大切。

だからこそ、無理に完璧を目指すよりも、
自分のペースで“自分仕様”に整えていく工夫を大切にしてみてください。

どれかひとつでも、あなたの毎日をラクにするヒントになれば嬉しいです😊

タイトルとURLをコピーしました