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「老後って、やっぱり2,000万円とか必要なのかな…?」
「今の生活費で、本当にやっていけるんだろうか?」
そんな不安がふと頭をよぎった、50代・ひとり暮らしの私。
金融機関に長年勤めてきたからこそ、「数字の現実」はよくわかっているつもりでした。
でも、現実の生活は「家計簿では割り切れないこと」も多いんですよね。
老後に向けた準備というと、資産運用や保険を思い浮かべがちですが、
まずやるべきは“今の生活を見つめ直すこと”でした。
この記事では、
僕が実際に取り組んだ「支出の見直し」のリアルと、
見えてきた意外な発見をお伝えします。
生活費を見直そうと思った理由

50代に入ってから、ふと「このままで本当に老後まで生活できるのかな?」と考えることが増えました。
きっかけは、あるニュースで「老後資金2,000万円問題」を目にしたことです。
もちろん、すでに節約は意識していましたし、派手な暮らしをしているつもりもありません。
それでも、毎月じわじわ減っていく預金残高を見ると、
「収入が増えないなら、支出をコントロールするしかない」と感じたんです。
もう一つの理由は、将来の不安に漠然と悩むのをやめたかったから。
「なんとかなるだろう」と思いたい反面、
過去にFPとして「老後破産したお客様」を見てきた経験から、
「行動しないと、ああなるかも…」という現実的な恐怖もありました。
そこでまず、自分の生活費をゼロベースで見直すことにしたんです。
実際にやってみた支出の見直し3つ

私が実際に取り組んだのは、次の3つです。
固定費の見直し(通信・保険)
まず手をつけたのが、毎月必ず出ていく固定費でした。
特に効果が大きかったのはスマホ代と保険料です。
- スマホを大手キャリアから格安SIMに変更 → 月5,000円以上の節約に。
- 加入していた保険も、本当に必要なもの(火災保険)だけに見直し → 年間5万円以上削減。
「変えるのが面倒」と思っていましたが、やってみると意外と簡単で、
節約効果が目に見えてわかるのでモチベーションも上がりました。
食費の管理をアプリで可視化
次に取り組んだのが、食費の管理。
外食やコンビニの利用が思った以上に多かったことに気づきました。
無料の家計簿アプリで支出を記録し、
「月2万円以内に収める」ルールを設定。
惰性で買っていたスナックや缶コーヒーも減り、
健康面でも良い変化を感じています。
サブスク・習慣的な支出の見直し
最後は、気づかないうちに払い続けていたサブスクや定期的な支出。
たとえば、
- 使っていない動画配信サービス
- 内容を読まないメルマガ付きの有料メディア
- 月1回しか行かないスポーツジム
などを一斉に解約。
毎月の出費を1万円ほど減らすことができました。
節約生活でよかったこと・苦労したこと

節約に取り組んでみて、良い変化もあれば、正直つらいと感じたこともありました。
よかったこと
お金の使い方にメリハリがついた
何にお金を使い、何を我慢するかを考えるようになり、
「本当に必要なもの」が明確になりました。
ムダ遣いが減ったことで、気持ちにも余裕ができました。
不安が少し減った
老後のことを考えると、完全に安心とは言えませんが、
「自分でコントロールできている」という実感が、不安の軽減につながりました。
健康的になった
外食やコンビニを控え、自炊を増やしたことで、自然と食生活も改善。
節約と健康、一石二鳥でした。
苦労したこと
付き合いが減ることへの不安
節約を意識しすぎて、友人との食事やお出かけを断る場面も…。
「お金のために人間関係を犠牲にしてるかも」と悩むことがありました。
我慢しすぎるとストレスになる
「節約しなきゃ」と思いすぎて、買いたいものをずっと我慢すると、
逆にストレスがたまってドカ買いしてしまうこともありました。
節約は「正解」があるわけではなく、自分に合ったペースとバランスが大切だと実感しました。
老後資金づくりに向けて始めたこと

節約だけでは老後資金が十分に準備できるとは限りません。
そこで私は、少しずつ「収入を増やすこと」「お金を育てること」にも取り組み始めました。
Webライター副業
クラウドワークスに登録して、未経験からWebライターの仕事に挑戦しました。
最初はタスク案件からコツコツと。今では月1〜2万円の収入に。
「50代でも新しいことに挑戦できる」と実感できた、貴重な経験です。
少額からの投資(新NISA)
ファイナンシャルプランナーの知識も活かし、新NISAをスタート。
楽天証券で毎月30,000円ずつ投資信託を積み立てています。
老後資金として10年・20年先を見据えて、無理のない範囲で継続中です。
知識のインプット
書籍・YouTube・ChatGPTを活用し、老後資金・副業・資産運用について日々学んでいます。
知識が増えることで、安心感と行動力が生まれました。
「少しずつでも行動すること」が、将来への備えにつながると感じています。
50代から老後に向けて行動する人へのアドバイス

「もう遅いかな…」と思って動けない方もいるかもしれません。
でも、50代はまだ「間に合う」タイミングだと私は感じています。
完璧を目指さなくていい
老後資金2,000万円なんて、とても無理…と感じていませんか?
でも、完璧に用意しなくても「不安を減らす行動」をとることが大切です。
小さな節約、副業のトライ、少額投資。
すべてが「未来の自分を助ける種まき」になります。
自分の価値を信じてみよう
50代は、人生経験も社会人経験もたっぷりあります。
私自身、ファイナンシャルプランナーの知識や清掃バイトの経験までライティングに活かせるとは思っていませんでした。
誰でも何かしら、誰かの役に立てることがある。
その気づきが、自信と収入につながります。
情報にふれる・人とつながる
孤独に悩む時間よりも、ブログを書いたりSNSで発信したり。
自分の気づきや学びを発信することで、励まされたり仲間ができたりもします。
50代からの老後準備は、「行動した人からラクになる」
そう思って、一歩ずつ始めてみませんか?
老後資金を考える人におすすめのサービス

50代から老後に向けたお金の準備をするうえで、実際に使ってよかった・使ってみて便利だったサービスを4つご紹介します。
マネーフォワードME|家計を「見える化」する神アプリ
老後資金を考えるなら、まずは自分のお金の流れを把握することが大事。
マネーフォワードMEは、銀行やクレジットカード、証券口座などを連携することで、自動で家計を記録・可視化できます。
実際に私も使っていて、「あ、ここ無駄遣いしてたな…」と気づくことが何度もありました。
クラウドワークス|スキマ時間で収入を増やす副業プラットフォーム
老後資金に備えるには、「支出の見直し」だけでなく「収入を増やす」ことも大切。
クラウドワークスなら、在宅でできる仕事がたくさんあります。私自身もここから副業をスタートしました。タスク案件からはじめて、今ではプロジェクト案件にも挑戦中です。
コノハウィング|ブログをはじめるならコレ一択
「自分の経験を発信して収益化したい」そんな方におすすめなのがブログ運営。
コノハウィングは、初心者でも使いやすくて表示速度も早いレンタルサーバー。私もここからスタートして、今では記事を書いて収益化にチャレンジしています。

ChatGPT|50代の情報整理&アイデア出しの味方
ブログネタが思いつかない、文章をもっとスムーズに書きたい――そんなときに役立つのがChatGPT。
「この内容で合ってる?」「見出しの案がほしい」など、50代でもすぐに使いこなせます。私も今や、ブログ執筆の相棒です。
無料プランから始められるので、まずは気軽に試してみては?
まとめ:老後不安を「行動」に変えたら、少し気持ちが軽くなった

「老後、ひとりで本当に暮らしていけるのか?」
そんな不安は、50代になってからますます現実味を帯びてきました。
でも、ただ不安を抱えるだけでは何も変わりません。
だからこそ、生活費を把握し、支出を見直すことから始めてみたんです。
すると、意外にもムダな出費に気づいたり、
「このくらいなら暮らしていけそう」と少し前向きな気持ちになれました。
今回の見直しでわかったことは、
お金の不安は「見える化」と「行動」で軽くできるということ。
50代からでも遅くない。
「今の暮らしを、これからも安心して続けるために」
できることから、ひとつずつやっていきませんか?